野菜生活のすすめ・モロヘイヤ


「手間をかける価値あり!モロヘイヤ」


<分類>

シナノキ科ツナソ属

<旬・産地>

6~8月。夏場の路地ものは旨みが増しています。

<選び方>

葉が柔らかく、濃い緑色で葉先まではりがあるもの、軸が緑色で茶色っぽくなっていないものが良品です。鮮度が落ちるとかたくなるので早めに使い切りましょう。

<保存方法>

早めに食べるのが1番ですが、保存するならポリ袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。

<栄養の特徴>

カロテン・葉酸・ビタミンC・ビタミンE・カルシウム・食物繊維が豊富です。

<おいしい食べ方>

茎はかたいので、葉を摘み取って葉のみ使います。
ねばりがある食品同士は相性がよいので、納豆に混ぜるとおいしいです。生のままサラダにしたり、スープや天ぷらなどにも活用できます。また、茹でてからお浸しや酢の物にするのもおすすめです。

<トピックス>

エジプト原産のモロヘイヤは、水の少ない過酷な砂漠地域でも成長するほどの生命力を持ち、名前の由来は「王様の食べる野菜」という意味があります。もちろん、王様だけが食べていたのではなく、庶民の味で古代より食用にされていました。
葉は一見、シソの葉に似ていて、刻むと強い粘りがでてきます。

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