野菜生活のすすめ・ごぼう
「ごぼうの繊維で腸をきれいに」
<分類> キク科ゴボウ属 <旬・産地> ごぼうは春まきと秋まきがあり、本来の旬は紅葉狩りのころの11~12月となります。また、みずみずしくてやわらかい新ごぼうが味わえるのは6~7月です。大半のごぼうは貯蔵され、1年を通して出回ります。青森県・茨城県・千葉県・北海道・宮崎県などが主な産地です。 <選び方> まっすぐに伸びてひげ根の少ないもの、肌に弾力がありひび割れがないもの、断面に空洞がないものを選びましょう。土つきのものは、鮮度が落ちにくく風味も優れています。 <保存方法> 乾きやすいため、紙に包んで冷暗所で立てて保存します。 <栄養の特徴> 食物繊維が多く含まれています。 <おいしい食べ方> ごぼうの香りやうまみは皮の部分に含まれているので、泥や汚れはたわしでこすってよく洗い、黒ずんでいるところは包丁の背でこそげ落とします。アク抜きのために水や酢水に漬ける場合は、うまみ成分が抜けないよう、短時間にしましょう。 <トピックス> 生長すると直径10㎝ほどになる千葉県の「大浦ごぼう」があります。その他、中が空洞になっているのでひき肉などを詰めて調理したり、おせち料理としても使われる京都府の「堀川ごぼう」があります。 |