野菜生活のすすめ・とうがん


「暑気払いにオススメのとうがん」


<分類>

ウリ科トウガン属

<旬・産地>

とうがんの旬は夏です。沖縄県・愛知県・岡山県などが主な産地です。

<選び方>

皮の表面全体に粉をふいているものは、完熟しているのでおすすめです。また、ずっしりとした重みのあるものを選びましょう。
カットしたものを購入するときは、果肉が白くてみずみずしいものを選びましょう。

<保存方法>

丸のままなら下に輪を敷いて立てた状態で冷暗所に置いておきます。中心のワタの部分から傷み始めるので、カットしたものは種とワタの部分を取り除いてから切り口をラップで包み、冷蔵庫で保存します。
また、皮をむいて種を取り除き、料理用にカットした状態で冷凍保存することもできます。煮物・汁物にすぐに使えて便利です。

<栄養の特徴>

利尿作用のあるカリウムを含んでいるのでむくみ解消の効果があります。

<おいしい食べ方>

食べやすい大きさに切って皮をむき、わた(種)の部分を取り除いて調理します。鶏肉や豚肉と一緒に煮物にする他、スープ・あんかけなどの料理に適しています。
体を冷やす働きがあり、涼しげな見た目と淡白な味わいが夏のメニューにぴったりです。

<トピックス>

とうがんは夏野菜です。漢字では、冬瓜と書くので冬の野菜にまちがえられがちです。皮が厚く、丸のまま冷暗所に保存しておけば冬までもつことからこの名前がついたそうです。

←前へ目次へ次へ→