野菜生活のすすめ・なめこ
「ぬめぬめがヘルシーなめこ」
<分類> モエギタケ科スギタケ属 <旬・産地> 人工栽培なので1年を通して出回っていますが、天然ものの旬は10月から12月頃の秋です。 <選び方> 傘の割れがなく漬け汁が汚れていないもの、身が硬く締まったものが良品です。 <保存方法> 袋入りのなめこはそのまま冷凍保存することができます。生のなめこが残った場合は塩を入れた熱湯にさっとくぐらせてから、ポリ袋に入れて冷凍しましょう。 <栄養の特徴> 表面を覆うぬめりはムチンという成分です。他のきのこと同様に、低エネルギーで食物繊維を豊富に含みます。 <おいしい食べ方> 調理の際はさっと水洗いしてから使います。生臭い匂いが気になる場合や余分なぬめりを取る場合は、熱湯をかけて水気を切ってから使います。「なめこ汁」としてみそ汁に入れる場合は、みそは溶かしてから入れるとよいでしょう。大根おろしと合わせた「なめこおろし」にしてもおいしく、あえ物・炒め物にするのもおすすめです。 <トピックス> なめこは、日本や台湾に分布する食用きのこです。天然ものは晩秋にブナの倒木や切り株に群生します。 |