野菜生活のすすめ・みずな
「シャキシャキした食感が魅力のみずな」
<分類> アブラナ科アブラナ属 <旬・産地> 旬は冬~初春です。茨城県・埼玉県・京都府などが主な産地です。 <選び方> 葉の緑が鮮やかでみずみずしく、緑と白のコントラストがはっきりしているもの、葉の先までピンと張りがあるもの、茎がまっすぐのびているものを選びましょう。葉や茎が折れてしんなりしているものは避けましょう。 <保存方法> 日持ちしないので、早めに使い切ります。とても乾燥しやすいので特に葉先を乾燥から守る必要があります。ぬらした紙に包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫に立てて保存しましょう。 <栄養の特徴> 緑色の葉の部分には、カロテン・カルシウム・鉄などが多く含まれます。 <おいしい食べ方> 煮物・鍋物・和え物・塩漬けなどの漬物・生のままサラダにして食べるなど、いろいろな料理に合います。シャキシャキ感を活かすには、加熱のし過ぎに注意しましょう。 <トピックス> みずなは日本特産の野菜で、ひと株に細い葉が50~60本密生した形をしており、京都が原産なので「京菜」とも言います。みずなという名前の由来は、肥料を使わず水と土だけで栽培していたことから名づけられたと言われています。また、葉の形や株の姿から、ひいらぎな・みぶな・糸菜などの別名があります。 |